〜 すみれの記憶 〜木漏れ陽のトンネルを歩いていると少し上手になった、鶯の謳う声が絶え間なく聞こえてきます足下にはすみれの花・・・・激しい雨風や厳しく長い雪の季節を越えてやわらかな春の光を、総身に浴び優しい風に揺られて咲いています無邪気に野を駆けた日々ためらうことなく、前を向いた日々おそれることなどなかった、輝ける日々そして、ひそやかに憧れた片恋の面影過ぎ去った刻を繰り返すことは出来ないけれどすみれの記憶はあせることなく蘇ります photo :けん 詩:さなえ(花の庵